「深夜特急 1」
0
    深夜特急〈1〉香港・マカオ
    深夜特急〈1〉香港・マカオ沢木 耕太郎

    新潮社 1994-03
    売り上げランキング : 2156

    Amazonで詳しく見る
    by G-Tools


    インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く―。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。1年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ。

    最近やたらとバックパッカー物が出版されているような気がします。
    どれを読んだらいいのか・・・ということで、王道を歩んでみました。
    でも、沢木さんが旅行してからこの本が完結するまでに15年以上かかったらしいですね。ということは今読んでいる香港は、15年以上前の香港ということか・・・
    有名な建築物を見て回り・・おいしいお店はどこか・・・というのではなく、雑踏を眺め、地元民にまじって町を歩いて行くという内容。
    でもいいなあ。なんかいいなあ。
    ギャンブルに嵌って行く過程は読んでるこっちも手に汗握ってしまった。擬似ギャンブル体験。(´∀`)
    アジアって、嵌るともう駄目ですね。
    沢木さんは香港に魅入られて、数日も滞在する気がなかったのにずるずると居座ってしまう羽目になってます。なんつうか、あの雑踏がたまらんのね。
    わしも何年か前に連続して中国にいきましたが、紙がつまりまくったトイレや壁土がはがれた町並みをなんとなく懐かしく思い、バスの中から目がはなせなかったことを思い出しました。
    わしは沢木さんのようなワイルドな旅ではなく、パックでしたが。(´∀`;)
    郷愁・・ともいわんけど・・・中国行ってよかったなあとこの本を読んで思いました。

    しかし男一人旅はいいけど、女一人旅は到底できそうもなく・・・この本では激安宿に泊まるたび、ベッドの下やシャワールームに常に超巨大ゴキブリが!!もうだめや・・・あったかい国いかれへんねん・・・
    いくならスウェーデンかロシアにするわ。
    エッセイ * comments(6) * trackbacks(0) * - - * moji茶
    「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」
    0
      翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった
      翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった金原 瑞人 牧野出版 2005-12売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools


      翻訳家とは、「立場なき人々」である…。翻訳の悦びと悩ましさ、世界文学との出会いから、青春時代の思いでまで。翻訳家・金原瑞人が自らを語る初のエッセイ集。江国香織との対談、古橋秀之・秋山瑞人との鼎談も収録。


      翻訳小説を読んだことがある人なら一度は必ず彼の翻訳本を手に取っているはず。それくらいチョー大活躍している翻訳家さんです。
      わしもアレックスシアラーの小説とか、「豚の死なない日」「白い果実」とかでお世話になりました。彼の翻訳している本はどれもある意味問題作だと思う。「青空のむこう」とかは純粋に面白かった。中学生にもすすめてあげたいほど純粋でまっすぐな物語でした。でも「豚の死なない日」は・・・読む層がかぎられるかも。暗い話のなかに感動を見出したい人にオススメ。わしはすっごく面白かった。でも最後まで不愉快感がのこりました。「白い果実」はSF?世界観がかなり独特で、じっくりと世界観に浸って読みました。
      しかしカレー屋になるはずだったなんて。びっくり

      翻訳小説に興味のある人は必読です。あと翻訳家に興味があったり志望している人とかにもいいんじゃないかな。翻訳の難しさ、楽しさを金原氏が面白おかしく語っています。
      恩師との出会いから翻訳の道へ。翻訳とは何か。翻訳家の今は。将来は何を翻訳したいか。どんな本が好きだったか。
      金原氏の面白い語り口がスイスイ読書をはかどらせていきます。読んでいてためになるし楽しい。わしは翻訳家になる気は毛頭ありませんが。(´∀`;)
      あと驚いたのは、翻訳の専門学校みたいなのがあるんですね。わし知らんかったYO。ツテとかで勝手になれるんだとおもってました。でも学校で学んだほうが専門家を育てやすいか。なるほどな。
      金原氏もそこで先生をして多数の翻訳家を育てているそうです。教育者としても活躍されてるんだなあ。多忙っす。
      エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
      「楽園のしっぽ」
      0
        村山 由佳
        文藝春秋
        ¥ 1,300
        (2005-07-15)

        初村山由佳。
        彼女の作品はこれが初めてです。どんな小説を書くひとなのかわからないうちにエッセイから読んでしまいました。こういう出会いもいいかと。
        職場の先輩に「この人の本、これしか読んだことないけど、結構いいよ」と勧められてよみました。

        房総の鴨川に住む村山夫婦の家には猫や犬、うさぎや鶏なんかが住んでいる。
        さらには馬も!そして馬小屋もあったりする!そしてお米や野菜は自給自足!
        所謂「夢の田舎暮らし」。

        その田舎暮らし、実はめっさくそ大変であることがこの本を読むとわかります。自然の前に人間は無力である・・・なんて、そんな感慨めったなことでは浮かんできませんYO。
        どんな体験を毎日してるんだ・・・(汗

        そんな大変さを味わっても尚、田舎暮らしを続けたいという村山夫妻の心にうたれます。
        自然と共に生き、暮らす。
        そして夫妻の生活を彩る動物たちとのエピソード。
        いいな〜と思うと同時に大変・・・・。でもちょっと感動。
        かなり癒される本。がーっと読むのではなく一話一話大切に読みたいです。

        エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
        「生協の白石さん」
        0
          生協の白石さん
          4062131676白石 昌則 東京農工大学の学生の皆さん

          講談社 2005-11-03
          売り上げランキング :
          おすすめ平均star


          Amazonで詳しく見る
          by G-Tools


          大学生協に勤める白石さんのナイス回答集です。
          新聞の下の広告欄に、大きく「牛をおいて」という要望と、それに対する白石さんのナイス回答が載っていて、たったそれだけの回答にめっさ笑わせてもらいました。
          でもこれに感想をつけろと言われるとちょっと・・・(´∀`;)
          立ち読みでいけそうすぐ読めてかつ笑えるというナイスお手軽感。
          わしの大学は生協が入ってなかったので、要望カードとか全然なかったし、掲示板もなかったので、そんな楽しみは皆無でした。
          弟の通う某仏教系大学では、この白石さんと同じような面白回答が多いらしいです。生協職員は全国共通で天然キャラなのか・・・?




          エッセイ * comments(3) * trackbacks(1) * - - * moji茶
          「食のほそみち」
          0
            食のほそみち
            4344406826酒井 順子

            幻冬舎 2005-08
            売り上げランキング : 17,427
            おすすめ平均star


            Amazonで詳しく見る
            by G-Tools


            「負け犬の遠吠え」に続いて読んでみました。
            でももう早くもマンネリか。ちょっと飽きてきました。

            食についてちょっと気づいた些細なこと、こだわりなどについて書かれたエッセイです。
            こしあんとつぶあんについて、とか、やけ食いについて、とかいろいろ。

            酒井さんはやけ食いするときフライドチキンなどのジャンクフードに手を出すそうですが、わしも同じタイプ。ハンバーガーだとか、ポテトチップスの一気食いなど。塩辛いものを好みます。
            絶対太るし体に悪いと知りつつやってしまう・・・。ジムに通ってるからまあいいか・・と自分をだましだまし食べたりしています。

            時々そうかな〜?と思うところもあるけど、庶民なら誰でも抱く食への思い。
            うんうんわかるわかるとスイスイ読んでしまいました。
            エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
            「これからはあるくのだ」
            0
              これからはあるくのだ
              4652071876角田 光代

              理論社 2000-09
              売り上げランキング : 251,652

              Amazonで詳しく見る
              by G-Tools


              「しあわせのねだん」が結構面白かったので、他の本も読んでみました。
              この本もエッセイ。彼女の本は小説よりエッセイのほうが好きです。

              「記憶の食卓」というお話では、年をとってくると人は記憶を間違ってインプットしがちである、ということが書かれていました。
              わしも思い当たることがものすごくあります!!

              ものっすごく趣味の悪いハンカチが必ずわしの箪笥にはいってるんです。
              おかんが勝手にたたんで入れてくれてるんですが、絶対にわしはこんなセンスの悪いハンカチは買いません。なのにおかん曰く「あんたが近鉄百貨店のワゴンセールで買ってきたんやろ!」と譲らない。
              ていうかこの10年その店でハンカチを購入したことは一度もないっつうか、そもそもそんな柄買うかっつーの!
              一応年頃の娘なので、持っているハンカチはバーバリーだとかそういうブランド系を持つよう心がけているのに!そんな総花柄みたいな大味なハンカチ誰が買うかいっ!
              でもそんな乙女の意見はおかんの強力な脳みそに届かないのです。
              そしてまたそのハンカチはわしの箪笥に入っているというメビウスの罠。

              読んでいて「ああ・・なるほどなぁ・・」と妙に納得。
              角田さんの本は結構共感するところがあって感慨深いです。


              エッセイ * comments(0) * trackbacks(1) * - - * moji茶
              「しあわせのねだん」
              0
                この本を薦めてくれた人曰く、
                「これ、まんまmoji茶んみたいだよ。読んでみて(ハート)」

                ・・・・・・言っておきますが、わしは風呂は毎日ちゃんと入るし、まだ使える冷蔵庫があるのに家に入りきらない冷蔵庫を買ったりはしません。
                でもバレンタインチョコレートとかは結構同意。
                電化製品が好きなところとか。なんだかんだいってミーハーなところとかも似ている・・・かも?

                この人の小説は「Teen age」の短編ひとつと「キッドナップツアー」をよんだきりですが、はっきり言ってエッセイのほうが面白いと思いました。
                エッセイがなんだか小説っぽい。ていうか作者の人生が漫画みたい。(笑

                でも作家なのに、仕事は朝8時から午後5時までに設定してこなしているところはすごい・・・。創作業って夜更かしとか平気そうなのに。なんて公務員のような生活。
                こんな規則正しい生活なんか、いくら彼氏の生活にあわせるためでもわしには無理かも。ある情熱がわくと自分の生活スタイルまで変えてしまうその熱意がすごいです。

                心に残っている話は最後の「記憶9800×2」です。
                ホロリとさせられます。


                エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - *
                「お先真っ白!」
                0
                  お先真っ白!
                  4594042724たかの てるこ

                  扶桑社 2003-12-11
                  売り上げランキング : 219,388
                  おすすめ平均star


                  Amazonで詳しく見る
                  by G-Tools


                  爆笑珍エッセイ!
                  彼女の日常はもちろん妄想まですみずみ笑えます。
                  読んでいて思うことは、彼女はどこまでも前向き、落ち込んでも怒っても、立ち直るときは元気いっぱい。まさに楽観は意思のもの!
                  友情のありがたさとか家族のあたたかさとか、「うんうん」と相槌をうつ所がたくさんありました。周りに元気付けられて生きるっていいですね。

                  お兄さんと大学進学について大喧嘩をかますシーンとか笑ってしまった。屁理屈をこねまわしてなんとか進学をしたくない妹に、それ以上の屁理屈で進学を説得してしまう兄。すげー。
                  普段はまったく違う雰囲気なのに。こんなハイテンションで喧嘩できる人だとは・・・一見しただけでは人はわからないです(笑 。

                  「恋に別れが来ることはあっても本当の友だちとは生きている限り別れが来ない」という考えに相槌をうってみる。私もその通りだと思います!
                  恋愛に発展することはないけど、いい友達の男の子とかフツーにあると思う。でもわしが今までにであったりお付き合いした男性は恋愛至上主義っつうかなんつうか・・・
                  てるこさんのようなことを言ったら説教されました。
                  曰く「愛は友情を越え永遠に続くすばらしいもの」らしいですよ。宗教家かオメーは。

                  私もてるこさんのようなストロングでかっちょいい生き方をしてみたいです。
                  エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
                  「中島らもの明るい悩み相談室」
                  0
                    心が乾いて潤いがほしい人にお勧めの本。
                    中島らもってこんな人だったんですね。わしはあのしゃべり口調からもっと陰気な人かと思ってました・・・。←失敬な!

                    身に覚えのある相談から、そんな悩みがあるんだっ!という驚きや意外性のあるものまで様々な悩みを投稿してくる相談員。その投稿名がまた笑えたりしておかしい。
                    些細な問題から深刻な(?)問題までらも氏が冷静に一刀両断。え、それって悩みの解決になるのか?というのも数しれず。(笑
                    わしが一番うけたのは、らも氏アドバイスの酒宴のとっておき一芸。
                    金だらいを背負って「かめ」「かめ」とつぶやきながら宴会場を一周するそうです。
                    らも氏のあのテンションでこの一芸!想像するだに恐ろしい!笑い死にしそうですYO!

                    らも氏は、かめの一芸をすれば皆がひいて二度と一芸をまかされたりはすまいと言ってますが、一芸どころか酒の席にも招かれない事態になるかもYO。?(`Д´;)
                    起死回生の技となるか地獄への入り口となるか・・・なんだかそんなギリギリの珍回答。
                    でもそんならも氏が好きになりそうだ。わしもなんか相談してみたかったっす。
                     
                    エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
                    「現実入門」
                    0
                      穂村 弘
                      光文社
                      ---
                      (2005-03-23)

                      「本当はちがうんだ日記」が異様な面白さだったので、前作品ですが借りてみました。

                      相変わらず昔から現実逃避っぷりがすごい。妄想が嵩じて「ひひひひひ」とか笑ってるし。
                      今回のエッセイのテーマは、現実逃避気味な作者を現実的なイベントに参加させよう!みたいなものです。果たして彼は現実になじむことができるのか??
                      コンパにハトバスに、現実体験盛りだくさん!
                      以下はネタばれ↓
                      Read more...
                      Check
                      エッセイ * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶