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お別れ
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    妊娠8週目、三か月目突入のエコー写真です。

    胎嚢の中に、赤ちゃんはいませんでした。繋留流産だそうです。胎嚢の上に少し出血したような跡があります。これが赤ちゃんだったのかはわかりません。いま、その血液は茶色いものとして生理用ショーツに全て出てきました。
    三日後念のため再検査。
    結果は胎嚢が二ミリ縮み、このような真ん丸ではなく、楕円形にひしゃげていました。
    突然出来たとおもったら、消えてなくなるのも突然でした。
    「胎児がいないね。」と心配そうに言う先生の言葉で、「やっぱり」と思いました。ゴールデンウィーク前くらいから妙に体が楽でした。4週目の時はすごくふらふらして、ねむくて、ぼーっとしていましたが、それがほとんどなくなっていたのです。それで「・・・?」となっていたのですが、検診の時に確信しました。
    不思議と家に帰るまでなんともなく、やっぱり駄目だったか、ということにつきました。
    もともともう子供はできないのかなぁと思っていたこともあるし、40も近くなったことだし後悔ないように手術して、一応の妊活くらいはしておこうかな、というところで突然できてしまった子でした。
    「子」といっても、前回のエコー写真を確認しても胎芽も胎児もいないんですよね。結局私はわが子の形も知らずに流産しちゃったのか、と思った時、ふと涙が流れてきました。夫もその場にいたのですが、どうしても涙がとまらなくて、突然できた子だったけど、お腹にいる間は腹巻をしたり葉酸を欠かさなかったり、それなりに頑張ってたのになっておもうと、急に残念になりました。
    子どもは特に強く望んでいたわけでもなく、できた当時は今後の生活に不安も覚えたりして、当初は戸惑うばかりで心の底から喜べませんでした。でも、できてみればお腹の子供はかわいかったです。京都水族館を車で通りすぎる時、ここが遊び場になるのかな、と思ったりもしました。正直心躍りました。
    でも私のお腹の中にはもういません。もしくは、最初からいなかったのかもしれません。
    初めての妊娠で初めての流産でした。
    流れてしまったことは残念だけど、妊娠したことは幸せでした。たった三か月にも満たない期間でしたが、とても幸せでした。明日そうは術を受けてきます。お別れです。
    気持ちは落ち着いています。最後に言うことがあるとしたら、子供に「ありがとう」と伝えたいです。妊娠の幸福感を教えてもらいました。生むことの素晴らしさも知りました。知識ではなく、実感することができました。
    そして、また妊娠したいなと思います。でもまた流産するかもしれません。しかもできたとしてもその子はもう今回の子ではありません。そう思うとまた悲しくなるのですが、それでもまた妊娠したいなと思いました。体外受精や人工授精はあまり考えていません。自然と夫婦ふたり仲良く過ごしている間に授かればと思っています。そのための妊活もするつもりです。
    年齢的にかなり難しいので、二人で一生すごしていく道も考えながら、またいつか子供を授かってみたいと思っています。
    一日泣いて、二日間眠れなくて、四日目の今は笑えています。時折悲しくなりますが、夫と乗り越えていきたいと思うし、両方の両親も支えてくれるので乗り越えられると思っています。

    明日がさよならの日です。






     
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    卵巣腫瘍闘病記 * comments(2) * trackbacks(0) * - - * moji茶

    comment

    とても辛い気持ちを書いて下さって胸が詰りました。
    どうかどうか心と身体をいたわって下さいね。
    授かられた命はみんなの心の中に残りますね。

    ワルツ * 2014/05/14 11:58 AM
    温かいお言葉ありがとうございます。
    >授かられた命はみんなの心の中に残りますね。
    本当にそうですね。深い喜びと深い悲しみを同時に知りました。お別れした子のことは一生忘れません。そして前向きにちゃんと進んでいこうと思っています。
    本当はこんな記事を書くこともどうしようかと思ったのですが、気持ちの整理をつけたくて、自分の中ではブログということになりました。

    moji茶 * 2014/05/14 6:51 PM









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