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「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」
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    児童書?
    無邪気なかのこちゃんや、犬の玄三郎と猫のマドレーヌのホノボノとした関係に和まされました。かのこちゃんの夏休みの研究課題はとてもユニークで、私も是非見てみたいなんて思ったりもしましたが、猫又のお話などの不可思議な話が急に挿入されたりと、謎を残したままのラストは後味が悪く気にかかりました。
    そして、この作品がどうして直木賞候補になったのか謎です。彼の作品なら、もっと骨太で面白い作品があるのになぜこれ・・・と思って直木賞を扱ったサイトに行ってみると、毎回何かしらの作品が候補に上がってるんですね。
    それに、直木賞と彼の作品の性質は違うように思えるのですが。
    特に今回の作品は、これまで読んだ作品の中で、最も諧謔から離れていて、同時に面白さからも程遠い作品に感じました。
    その私の意見を見事に代弁してくださっている方がいらっしゃるので引用しておきます。
    「少年少女向けの文学ではあるまいか。これが候補となったこと自体、この多才な作家にとってよいことであったかどうか、お気の毒のような気がしてならない。」第141回直木賞候補 阿刀田高評
    他の作品も十分な完成度とはいかず、もう少し候補作品の選び方をきちんとしたほうがいいのでは?と思うような選評会だったようですね。いい作品が無いときは、開催しなくてもいいのではないでしょうか?

    JUGEMテーマ:読書
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     (ま行)万城目学 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶

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