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「サニーサイドエッグ」
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    教えただろう。晴れの日もあれば、雨の日もある。風の強いときもあるんだって。猫はその時時で居場所を変える。たとえ、いまのお前が雨と風の中にいたとしても、雨はいつかあがる。風はそのうち止む。陽のあたる場所は自分で探すんだ。猫だって、そうしてる。

    おっちゃん、人生はアリゾナ州間道路じゃない。でこぼこのワインディングロードさ。遠き山道を重き荷物を背負うて行くがごとし。ちゅうてね。
    「ハードボイルドエッグ」の続きです。前作からほぼ何も成長していない主人公。でも、着実にペットさがしの腕は上がっている様子(笑)。
    いや、実際、主人公の最上の探偵(ペット専門)の腕前はいいとおもう。同時に二件の事件をかかえて、同時に解決してしまうんだから。
    今回は依頼主がヤクザだったんで余計にすごいと思うよ(笑)。

    動物虐待と、汚職事件という大きな事件も絡んできて、後半からは読むスピードも上がります。茜の素性とかも明らかにされていくし、最後の神社でのもみ合いは緊迫のシーンでした。

    前回ほど緩急のりずむはよくなかったけど、最後の急展開はなかなかよかった。荻原FANには楽しめる一冊になってると思いました。

    その他気になったこと
    ■新しい助手の茜もよかった。チャラい感じでこれからも助手として活躍してほしい。
    ■県警の須藤さんと何気にくされ縁になってきている。
    ■Jの本名が切ない。サイドメニューもどんどん切なくなっていく(笑)。
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     (あ行)荻原浩 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶

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