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「ニューロマンサー」
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    難しかった!すっごく難しかった!

    舞台は日本の千葉県から始まるけど、現代ではなく遠い未来の荒廃した都市という設定。そんな荒廃した千葉シティでヤク漬けになり、にっちもさっちもいかなくなって、運に見放されたケイスという男が主人公。

    彼の特技は電脳世界に没入(ジャックイン)して、電脳が作り上げる仮想世界で様々な情報を探ること。その特技をかわれて、謎の男アーミテージから目的もわからない任務をまかせられることになる。

    最初は、ケイスを任務に誘ったアーミテイジの目的もわからないし、電脳世界や人工知能など、意味不明の世界観に慣れるので精一杯。でも、意外に嫌気がささずに読破することができた。多分、作者の構想がとてつもなく斬新で、突飛も無かったから(笑)。
    ヤク中になった体の血液を全部入れ替える手術とか、肝臓と膵臓を入れ替える手術とか、寿命を延ばす技術など、ものすごい先進医療が描かれている。SFは、そういう設定なんです!と思って読むしかないけれど、この作者の描く未来はこちらの想像の遙かに上を行っているので、いちいち驚いてしまった。
    モリイがさまよった迷光(ストレイライト)はどんな世界なんだろうか。いまいち想像は出来ないけど、不思議に惹かれてしまう。

    冬寂(ウインターミュート)の目的は、もう半身のニューロマンサーを攻撃し、自分もろとも破壊することで新たな電脳世界を構築する・・・ということでよかったんだろうか?冬寂(ウインターミュート)は、天才開発者マリイ=フランスの構想を実現するために行動し、プログラム上、自分で自分を破壊することができないので、アーミテイジやケイスを使ったということでいいの?

    難しくて、もしかしたらほとんど理解できていないかもしれない(笑)
    3ジェインは人間でいいんだよね?(笑)
    誰が電脳世界の人間かこんがらがってきた。
    とりあえず、ディクスは電脳世界でのケイスのいい相棒。もしかしたら一番の親友だったのかもしれない。ていうか、この小説中、ディクスが一番頑張ったんじゃないか?リオ=ニューロマンサーの防御壁を破壊したのは彼だし。

    あと、驚いたのは、この小説がハッピーエンドだったこと。
    小説の出だしが、なかなか退廃的だったので、大役を終えたケイスもモリイも全員死ぬのかと思ってたけど、意外に全員生きてたし、ケイスなんかは新しい肝臓と膵臓を買ってヤク中から復活。これからまた、適当に仕事して、女の子にうつつを抜かして生きていくのかな。

    タグ:ニューロマンサー ウィリアム・ギブスン SF 

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