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「若者はなぜ『就職』できなくなったのか?」
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    2000年くらいから若者が就職できなくなってきた。でも、それは若者に原因があるのではなくて、不況のせいで企業が雇用数を減らしたため。

    雇用数を減らせば、必ずあぶれる人がでてくるのはしょうがないことなのに、日本では未だに新卒採用が尊ばれている状況があって、それが今の若者や親を苦しめている。
    偏差値偏重型雇用が導き出した昨今の闇。いい大学を出ても、もう就職できるとは限らない。
    狭き門となった就職先に生徒を全員就職させようと、大学が就職予備校のようになり、専門性を高める学府の姿は薄れてしまっているが、そこまでしても、全員は就職できない(当たり前)&専門性を身につけられない卒業生の排出という泥沼。
    そんな現状がわかりやすく解説してある本でした。

    今の高校の進路指導では、自分が何をしたいか、何に向いているかという「適性」を子どもに考えさせるカリキュラムが多いけど、実社会に出たこともない、人生経験の浅い子どもが自分の適性なんかわかるんだろうか。これは昔から疑問だったけど、著者も疑問を呈していたのでホッとした。
    自分の適性を若いうちから決めてしまわないで、好き嫌いせず何でも飛びついていったらいいと思う。この本にあるように、まずは色んな職業とライフスタイルを勉強してみて、あまり将来を決めつけないことが大事だと思った。
    そもそも、学校側だけがキャリア教育に取り組んでもしょうがなくないか?
    企業や社会が歩み寄らなきゃ、学校側の一方通行でしょ?雇用がないと絶対努力してもあぶれる子どもは出てくる。

    てか、せっかく大学に行くんだから、専門性を絶対磨いて欲しい。たくさんある分野の中から一つだけ、自分の遣りたいことを絞り、図書館に通い、友達と切磋琢磨し、先生と相談したり、本代を稼ぐためにアルバイトをしたり、そういう経験も、立派な社会経験じゃないの?4回生になって、集大成となる論文を書くという行為は、大変な体力とコミュニケーション能力が必要だったと思う今日この頃。
    どこにだって学びはある。
    キャリア教育とかいう怪しげなカリキュラムにイマイチなじめない自分がいます。
     
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