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星の王子様
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    サン=テグジュペリ
    岩波書店
    ¥ 1,050
    (2000-03)
    Amazonおすすめ度:

    一度読んだきりじゃちょっとわかりづらいっす、この本。

    多分作者と同じように不時着して帰れなくなった青年のお話なんだろうけど、作者の書き方が淡々としていて、それでいてこちらに語りかける口調がとてもやさしいのでついつい同感してしまう。
    いや、確かにそうだなぁと思うことばかりなんだからしょうがないけど。

    王子様がお星様の所へ帰っていく場面は悲しい。
    なんか最近こういう悲しい話ばかり読んでいる気がするなぁ。

    彼は結局どうなんだろう、蛇にかまれて死ぬの?それとも食われるの?
    うわばみみたいに食われるの?
    最初に主人公が描いていた絵はこの伏線なんだろうか。うーん。

    「たいせつなことはね、目に見えないんだよ」

    王子様は、倒れた次の日に体がなくなっていたという場面。
    たいせつなのは、体じゃなくてモノを感じたり話したりする心の方。
    だから、もう心の方が地上に存在していなかった、ということなんだろうか。
    難しいな。

    でもそういうのを抜きにして、彼が本当に小さな星の王子様で、主人公と悲しい別れをした、という風に読んでも十分面白いと思う。
    なによりも王子様と主人公の絆がこの話を優しく包み込んでいると思う。

    最期はとても悲しいけれど、それでもいつまでも読者を優しい気持ちでいさせてくれるこの作品はやはり名作なんだろう。

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