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「半落ち」
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    横山 秀夫
    講談社
    ¥ 1,785
    (2002-09-05)

    病気の妻を殺した警察官梶聡一朗は、警察に自首するが、妻をころしてから自首するまでの数時間が謎のままである。
    妻に請われて殺したこと、どうやって殺したか、などは供述するものの、妻を殺してから自首するまでの空白の時間はどうしても供述しようとしない。
    犯行は認めるが、動機を自供しない、そのような状態を「半落ち」といいます。
    彼をとりまく刑事・検察官・裁判官・弁護士・新聞記者・刑務官が各章の主人公になり、梶を見守ってゆく、という設定ですが、ミステリーだと思って読むとかなりガッカリします。
    トリックとかアリバイ崩しとかありませんし、各章ごとの主人公達にも感情を入れにくいです。
    あれだけ沈黙をまもっておいて、その理由がアレかぁ・・・みたいなガッカリ感というか・・・。
    しかも各章ごとの主人公達の梶に対する調査や感情も中途半端のような気がして、どうにも共感しにくいお話でした。
    ただ、ミステリーではなく、ヒューマンドラマだと思って読めば泣きどころはあるし面白いと思います。どうしてミステリーに入っているほかが不思議な作品でした。

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