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「劫尽童女」
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    劫尽童女
    劫尽童女
    posted with 簡単リンクくん at 2006.12.14
    恩田 陸著
    光文社 (2005.4)
    通常24時間以内に発送します。

    この世のものならぬ真実。我々の持ち得ぬ叡知。…この少女は人間なのか? いま最も注目される作家が拓く新境地。季刊『ジャーロ』連載に加筆修正しまとめる。

    ↑のBK1の内容説明ではよくわかりませんね。
    父親である伊勢崎博士の手によって超能力者として生まれてきた少女、遙(ハルカ)がアメリカ軍の組織と戦うお話です。
    ミュータント、という単語も出てきてかなり読みなれた、聞きなれた設定・・・。
    XMENを一瞬思い出します。(´∀`;)
    これを恩田節でどうもりあげていくのか・・・とハラハラしながら読んだんですが、ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!! え、まって、それで終わり?というものすごくおいてけぼり感を受けました。(汗
    というわけで下は愚痴。隠しまする。
    読んでいるときはグングンのりにのって読めたんですが、最後がアレで、ええ〜?サザエさんオチ?みたいな。海に帰って行った・・・とそんな大して変わらんやん。
    そして後から考えるとすべての設定が弱いような・・・。
    伊勢崎博士の離反理由も、お母さんが自爆までした理由もサラーっと流されて、男の子だったはずのヨウも実はハルカという少女だった!!という設定も・・・。伊勢崎博士が在籍したくらいの組織なんだから、子供が男か女かくらいきちんと調査しておいてください(汗。トオルもなんか弱いしなあ。いきなり年老われても・・・(汗
    アメリカの軍部がかかわってたりとか、核爆発とか、そんなものもてんこ盛りに盛りすぎて崩壊する間もなく下からザルみたいにドバーっと漏れちゃった感。どうしてカンボジア・・・とかなぜ地雷除去・・・とか色々疑問です。しょんぼり
    クローンとかミュータントとか、目新しい言葉が出てくるだけでなく、もっと掘り下げてほしかったです。弟の登場で話がもっと盛り上がるかとおもったらもう死ぬのかYO。
    すごくもったいないなあ。
    筒井康隆の「七瀬ふたたび」をちょっと髣髴とさせるお話でしたが、乗り越えることはできなんだ・・・。孤独な超能力者の戦いなら、宮部みゆきの「クロスファイア」が一番だと思う。恩田さんにはそれ以上のものを書いてほしかったっす。(/Д`)
    なんだか、最初好評スタートかと思いきや、視聴率があがらないから早々に打ち切らざるを得なかったアニメみたいな終わり方。急激に尻すぼんで終わります。
    あああー。恩田さん大好きなだけにもったいないと思うこの作品。強引におわらせすぎです。




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