<< 「図書館内乱」 / ノーベル文学賞 >>
「ドミノ」
0
    ドミノ
    ドミノ
    posted with 簡単リンクくん at 2006.10.16
    恩田 陸〔著〕
    角川書店 (2004.1)
    通常24時間以内に発送します。

    (人生における偶然は、必然である)
    だっけか。なーんか意味ありげな格言で始まるこの小説。

    今まで読んだ恩田作品から一転。怒涛のギャグアクションエンターテイメント小説でした。
    おもしろかったよ!
    一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!

    最初から最後までドタバタ劇。「有頂天ホテル」を連想してしまいました。
    「夜のピクニック」みたいなしっとりした小説からは想像がつきません。

    複数の主人公。最初は別々の場所で、それぞれ事件がおこります。その事件がいつしか東京駅に集合する。でも主人公たちは全く必然にも偶然にも気付かず、事態はクライマックスへ。

    笑えるのは、これだけの壮大な偶然の遭遇劇をくりひろげながら、当事者は全く気付いていないところ。皆それどころじゃない(笑
    警察はかきまわすはテロ騒ぎだわ服毒自殺だわ、もうめちゃくちゃです。
    一番笑えたのは関東生命グループ。大事件がおこっているさなか、契約書一つでアノ騒ぎ。すごいです。
    f^_^;

    こんな小説も書くんだ!という意外性と驚きと、大団円にやられました。
    やはりわしは恩田陸が好きでつ。
    Check
     (あ行)恩田陸 * comments(2) * trackbacks(2) * - - * moji茶

    comment

    moji茶さん、こんにちは。

    『ドミノ』面白いですよねー!
    たくさんの登場人物がいて、それぞれに問題を抱えていて、これが一体どう繋がるんだろうって思いながら読みましたよ。
    私は関東生命のえり子さんの男前っぷりがとっても好きでした。
    恩田さんにはまたこういうちょっと肩の力を抜いてたのしめるような小説書いて欲しいですよね。
    みらくる * 2006/10/15 5:09 PM
    こんにちはー。ただいま恩田陸読書週間 個人的に実施中です。
    今までの作風とは全く違うので最初びっくりしました。でも恩田さんかなりギャグセンスありますよね。
    えり子さんかっこよすぎですから・・・
    ぴざーやに家宅捜査が入らないかドキドキです・・・。
    恩田さんにはまだまだ色々な作品を世に出して欲しいです!
    moji茶 * 2006/10/16 8:41 AM









    trackback

    ・・・ http://mojityan.jugem.jp/trackback/310
    "恩田陸を読む"は恩田陸氏の小説,エッセイなどの作品をより多くの人に読んでもらいたいと思い、立ち上げたサイトです。レビューや作品紹介など、恩田陸氏の作品に興味を持った方の参考になるようなサイト作りを目指していきます。
    恩田陸を読む * 恩田陸を読む | 2006/10/22 2:37 PM
    ドミノ恩田 陸 (2001/07/27)角川書店この商品の詳細を見る 本作は、2つの紙袋が偶然入れ違うという小さなできごとが、 まさにドミノ倒しのごとく、しだいに大事件へと 膨れあがっていく様子をコミカルに描いた スラ
    『ドミノ』恩田陸 * まろ茶らいふる | 2006/11/13 6:04 PM