<< 風邪っぴき / 「あずみ」 >>
「上と外」
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    上と外
    上と外
    posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 6
    恩田 陸著
    幻冬舎 (2003.2)
    この本は現在お取り扱いできません。

    文庫本もあるけど合本でよんでみました。
    とっぴょうしも無い話だけど、かーなーり面白かったです!現代の冒険小説。
    マヤの遺跡とジャングルをさ迷う兄妹。二人を探す両親。謎の少年ニコ。突然起こったクーデター。
    ハラハラドキドキして読みました。恩田ワールト炸裂です。
    内容(「BOOK」データベースより)
    両親の離婚で、別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。中学生の楢崎練は小学生の妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカのG国までやってきた。ジャングルと遺跡と軍事政権の国。そこで四人を待っていたのは「軍事クーデター」だった。離れ離れになる親子、二度と会えないかもしれない兄と妹!密林の中の謎の遺跡と神秘の儀式。絶え間なく二人を襲う絶体絶命のピンチ。ノンストップの面白さで息もつかせぬ1350枚。

    主人公の練と千華子がナイスコンビで、読んでいる人は三人目になって冒険に参加することでしょう。ジャングルとマヤの遺跡、王との決闘。
    洞窟での王との戦いは、話のクライマックスを担うにふさわしいスリルがありました。最後まで妹を気遣う練に涙。悲しい ええ奴や。

    読んでてハラハラドキドキ。今時こんな冒険小説が読めるとは思ってもいませんでした。
    冒険が進む中で、彼らの抱えている家族の問題なども解決されていくところも読みどころです。冒険小説をやりながら、主人公達はジビアな現実生活も抱えているのです。。
    ジャングルの中で二人きりでさまよいながら、「帰ったらラーメンが食べたい」と話し合う二人はやっぱり現代っ子なんだなあと思いました。楽しい

    練たちを助けようと、日本で彼らの帰りを待つ家族親戚友人たちの活躍もすごい。じいちゃんの意外な人脈も発見できて驚きです。
    じいちゃんの真面目で几帳面な性格と、人を見る確かな目が、練を育て、物つくりを育て、人の輪を育てたんだなあ・・・シミジミ
    邦夫や俊夫も魅力的に描かれていて、いつか彼らだけのお話も読んでみたい。なんといってもやはり恩田女史の話はキャラクターがいいと思います。
    ニコの正体も最後の最後にえええええー!
    なんか続編が読みたい作品でした。
    (ていうか恩田女史の作品はすべて続き物な感じで終わりますね;)

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