<< 「夜のピクニック」 / 「笑わない数学者」 >>
「六番目の小夜子」
0
    六番目の小夜子
    恩田 陸著
    新潮社 (2001.2)
    通常24時間以内に発送します。

    恩田陸って実はおもしろい・・・!?「夜のピクニック」がツボにはまり、続けて読んでみました。

    そしたら・・・・すっげぇ面白かった・・・!!
    内容(「BOOK」データベースより)
    津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
    ちょうど今は文化祭シーズン。体育館や講堂で演劇のだしものの練習をしている子もいるのでは?
    結構リアルな高校生活が読んでいて目の前に広がっていきます。
    次第に文字から目がそらせなくなる。引き込まれます。

    まるで自分が校舎にいて、小夜子を傍観している感じ。そして小夜子がこちらを振り向きやしないかとドキドキしながら読み進む。
    とくに学園祭の体育館のシーンはかなり怖かったです。

    ホラー・・・?
    ホラーといわれればホラーなんですが・・・とくに貞子みたいに井戸から出てくるとか何人も呪い殺されるとかそういうのではありません。
    小夜子は確かにいるんだけど、登場人物たちはそれぞれの学生生活を謳歌してもいるし。小夜子だけがメインじゃない。学園モノとしても楽しめます。
    ただ、その日常に時々小夜子という存在がチラつく。それだけで楽しい学園生活も急にラーになります。あ、やっぱり怖い話なんだ、と引き戻される。
    人間て迷信が本当に好きで、噂に左右されやすい生き物。その部分を恐怖で読者の心理を逆なでするのが恩田女史の得意技なのかもしれません
    。「麦の海に沈む果実」もそんなのだったような・・・。
    読後はあんまりこわくありません。
    学園祭あたりがピークかも。あそこは怖かった・・・

    ただ、最後、じゃあ『彼女』の窓をあんなに激しくガタガタさせたのは誰なのか・・・
    屋上に立っていた彼女は・・・?あれで本当に終わったのか・・・?

    ホラーです。
    Check
     (あ行)恩田陸 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶

    comment










    trackback

    ・・・ http://mojityan.jugem.jp/trackback/292