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「コールドゲーム」
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    コールドゲーム
    荻原 浩著
    新潮社 (2005.11)
    通常2-3日以内に発送します。

    去年から気になっていた本。二冊読んだら必ずもらえるYonda?のマスコット人形目当てにとうとう購入。最近ずっと図書館で読んでたから久しぶりに買って読むのが変な気持ちです(笑)
    「僕たちの戦争」はあんまりだったけど、今回は独特の軽妙さが逆にリアルに心に響いて来ました。脇役も一人一人キャラが立っていて、ああ、こういう奴いたなあと笑えるのもチラホラ。

    数年前のイジメの仕返しに怯える主人公たち。心あたりがあるもんだから警察に通報もできない。後ろ暗さと好奇心、ちょっぴりの友情からはじまった復讐犯捜し。真犯人はおお・・といったかんじ。わしは前半でなんとなくオチがわかってしまいましたが、そもそも犯人捜しがこの小説のテーマではないので全く話の展開の面白さには影響しませんでした。次々にやられていく元クラスメート。続きが気になって一気に読みました。ていうか半日で読める内容だったのかな・・・?当時いじめに加担していなかったのに、異様に事件に首をつっこんでいくようになる主人公。その行動のワケも結局最後に明らかになりますが、すべてはあの、中学二年のときにしておけばよかったこと。今更頑張ったってそれはやり直しにはならないのです。そんな空しさをひしひしと感じました。

    しかし深いですよねぇイジメ。中学生の頃って、一番元気な頃だし身の程を知らないので他者を虐めるのもほとんど抵抗がないのかも。気分で行動してもそんなに怒られないもんね。子供は残酷だしなあ。大人でも子供心のままにイジメをしている人もいますが・・・。あれは社会性が身につかないまま大人になったんだろうか。(-.-;)
    新潮文庫でもう一冊気になっているのが「いじめの時間」という短篇集。しかしこんな暗い題名の本、到底手に取れません。この本を読むのでさえ一年かかったのに!でも豪華作家陣なのです。内容が重いと嫌だなあ・・・
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     (あ行)荻原浩 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶

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