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「死神の精度」
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    死神の精度
    死神の精度
    posted with 簡単リンクくん at 2006.10.20
    伊坂 幸太郎著
    文芸春秋 (2005.6)
    通常2-3日以内に発送します。

    「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。

    いままでずっと濃い男たちの物語をよんできたので、一転して爽やかなものにしてみました。いわば今まで読んでいた本は焼肉大盛り定食なのですよ。たまにはサラダ風のパスタあたりも食べてみたい・・・ということで選んだのが伊坂幸太郎。なんと1年ぶりです。
    今まで読んだ作品は「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」「オーデュボンの祈り」「チルドレン」です。おお、一人の作家に偏りにくいわしにしては結構読んでるほうだ。今を時めく作家さんなのでどんどん新刊も出てるし読むほうは結構大変。嬉しい悲鳴が聞こえてきそうです。(´∀`)

    今作品の主人公はクール(というか人間の感情に疎い)な死神さんです。自分が担当する人間を一週間監視して、「可」(死)か「見送り」(生)かを判断する。「可」になった人間は翌日死亡ということになっています。一応一週間監視しなければならないので、主人公の千葉も様々な年齢や外見になってホシを監視します。監視、というか知り合いになって一緒にいるパターンが彼は多いそうです。結構監視している人たちと友達っぽいカンジになる千葉がちょこっとカワイイです。本人はどこまでもクールですが。会話のズレたところもマヌケたかんじが良い。キャラ設定がいつも伊坂氏はいいですね。
    そんな彼が監視する6人の一週間。

    ていうか最初から「死神」が主人公であることになんの不自然さもカンジさせないところがすごい(笑 
    そして今回は伊坂FANにはたまらない趣向が一部ありましたよね。わしはかなり嬉しかったです。彼の過去作品に登場する男の子が登場していましたん。塀にスプレーで絵を描いていた彼です。・・・あえて白くして隠してみる。別に知っちゃってもかまわないや、という人は反転してください。なんだ、それだけかよ、というカンジもせんでもないですが・・・。

    伊坂氏は長編よりこういう短編が一番いいと思う。「チルドレン」もそうだったし。
    わしはかなり面白かったですヨ。

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     (あ行)伊坂幸太郎 * comments(2) * trackbacks(1) * - - * moji茶

    comment

    moji茶さん、こんにちは〜。

    今さらながらに伊坂作品にハマっているのですが、moji茶さんが白文字で書かれている人物が登場する小説、私はまだ未読なのです〜〜〜。
    でも、登場してきた時に「あ、たぶんあの小説の登場人物なんだろうなぁ」と気付いたのですが。
    伊坂さんの小説はちょっとしたところで作品同士がリンクしているのですよね。
    私が今読んでいる最中の『魔王』にもお馴染みの居酒屋が登場してますよね。
    私は発表された順番を無視して自分の好きそうな伊坂作品から読んでいっているので、気付けずに見逃していることもあるかもしれません。
    くぅ〜、悔しい(ノД`)
    みらくる * 2006/10/19 12:48 PM
    >みらくる様
    こんにちは〜。
    どしどし新刊を出す彼ですが、私も初期作品はあまり読んでいないのです。
    「ラッシュライフ」とか放ったらかしだし。
    でも作品中結構見たような読んだような人が出てるんですよねー。それでついついその人物が出てくる小説を探して読んでみたり。
    私は「魔王」を読んだと思っていたんですが、実は「砂漠」の勘違いだったことが判明。(汗
    「魔王」もぼちぼち読みまする。
    moji茶 * 2006/10/20 8:00 AM









    trackback

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    この伊坂作品も良かったー。主人公は死神。死神が人間に姿を変え、自分の調査対象となる人間を1週間調査し、その調査対象が死んでもいいという結論「可」を出したら8日目に「死」が実行される。まれに「見送り」という結論を出す場合もあり、その場合は寿命まで生きる
    死神の精度 * take a break | 2006/10/19 12:37 PM