2017.10.04 Wednesday
療育のススメ
一才八か月になりました。
この写真は滋賀県の矢橋帰帆島というところです。じいじとばあばにおにぎりをねだる我が子。
ここは子供用の遊具が揃っていてプールもあるし、入場無料だしでピクニックに最適です。
さて、一才半検診の時にひっかかってしまい、その後児童相談所に繋いでもらったわけですが、ついこの間は知能検査をしてもらいました。
結果は、運動能力以外はまだ一才一ヶ月並み。
軽度の発達遅延ということでした。
この遅れが成長と共に縮まっていくのか、このままなのか、もっと広がっていくのかは専門家でも未知だそうで、これからも見守りが必要とのことでした。
検査後、診断結果を出す間おもちゃで遊ばせてもらったのですが、案の定はしご車にくいつきました。
今は車と電車が大好きです。
診断結果の申し渡しの時、心理士さんが言うには「今回の診断結果より、私はこの子の場所見知りが気になります」とのことで、保育園に入れる前に小集団の中で慣れていくことが必要ではないかと助言をいただきました。
言語に特化した療育に、母子で週三回。
しかも半年待ちなので、スムーズに入れたとしても来年度の四月から。ということは、来年度に予定していた職場復帰や保育園が取り消しというはめに・・・。
( ̄▽ ̄;)ガーン
結局そのときはすぐにお願いせずに、夫と話し合ってから結論を出すという形で帰ってきました。
診断結果は予想通りだったので大きなショックはありませんでした。ただ、今でもちゃんと親が聞き取れるレベルの単語は片手で数えるほどしかありません。今後の事を考えると、将来がやはり不安です。
言語が不自由だと、一見ふつうに生活出来て友達もいて、何の問題もないように見えるけど、実のところ一人だけ話を理解していなかったり聞き逃していたり、仕事もミス連発で叱られて鬱になり・・・と、いわゆるボーダーというものですが、私自身の職場でそういう人を多々みてきたので、我が子がそうなったらどうしようという不安があります。
あとは極度の場所見知り。これは成長と共になくなるかな?と思っていたのですが、保育園の入所までにはなくなりそうになく・・・
かなりこだわりの強い性格で視野が狭いので、人間関係や学校、仕事でもこのままだと苦労しそうだなぁと、悶々としてしまいます。
私個人としては、幸い今回、心理司さんにそのこだわりの強さと視野の狭さを見抜いていただき、療育を薦めてもらったので、職場には迷惑をかけるけど、一年間療育に通ってみようかなぁとその時は考えていました。すると夫も両方の祖父母も「いい機会をいただいたと思って通ってみては?そこで色んな芽を伸ばしてもらおう」という意見で一致したので、結果、育休延長の詳細を職場で相談してから療育を申し込もうと思っています。
両方の親が療育に偏見がないのが幸いでした。
体はすっかり大きくなって、ベビーカーも乗るのは嫌になり、自分で押したり引いたり得意になっています。見た目はしっかり屋さんなんだけど、中身はまだ一才に成り立てかぁ〜!とガクっと来るときもあるのですが、「倫ちゃんは賢いよ!」「りんりんはちゃんとわかってるよ!」「うちの子ものんびりしてたよ!」など、色々と周囲が励ましてくれるのもあり、私自身はあまり落ち込んでいません。
今は息子が独立するまで、親としてどう導いてやるべきか考える毎日です。
私個人としては、明るく元気に働ける大人になって欲しいです。