「ハリーポッターと死の秘宝 上下」
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    ネタバレしてますよ。




    ダンブルドア先生生き返らなかった〜。
    わしはてっきり不死鳥の力で生き返ると思ってたんですよ。トホホ。
    シリウスも「ハリー、今まで夢を見ていたようだ」とか言って復活。
    そしてシリウスとハリーのあははうふふな生活がゴホンゲフン。かないませんでしたねえ・・・。
    でもハリーは生きてくれてよかった。
    ヴォルデモートもきっちり死んだしスッキリした終わり方でした。
    マルフォイもかわいそうだったけど、これからは異常な嫌がらせや揚げ足取りはなくなりそうですね。

    ハリーって17歳になったんだ・・・・。上巻を読んで思ったのはまずそれ。
    そういえばわしが「賢者の石」を読んでから結構たつんだなあ。長かった・・・。
    ハリーよりも自分にしみじみきた。(笑)

    前作品のあらすじをほぼ忘れていたため最初はジニーって誰だっけと思いました(オイ)。
    しかも知らない間にキスとか!キャー!でも17歳っていったら高2くらい?
    まあ・・・キスくらいするか・・・。(´∀`;)

    それにもましてロンとハーマイオニーのラブラブっぷりといったら・・・。
    「秘密の部屋」で熱烈にキスをかます二人。
    ドン引きのポッター。なんか下巻はハーマイオニーとロンの2ショット多いです。

    そしてスネイプの淡い恋物語。もはやストーカーです。
    そんな小さいころからハリーのおかんに恋を!!
    知りたくなかった(笑)
    しかもちょっと自分が原因でペチュニア姉ちゃんとリリーは仲が悪くなってるじゃないか。切なすぎる。
    嫌な奴だと思ってたけど、ここらへんの件を読んでいると、彼はどこまでもすることが裏目に出るという気の毒な人でした。めっさ誤解されてるやん(泣)。
    リリーはまったくスネイプの好意に気づいてないし。気づいてたとしても多分性格はあわないだろう。
    意外とハリーの人生に食い込んだ人物で驚きです。その純愛ぶりも・・・。

    そしてこの作品のヒーローじゃドビーとネビルだ。
    今作品で一番の漢かもしれない・・・。
    特にドビーは死んじゃったので残念です。ネビル最後かっこよかった。きちんと仕事をやる子ですよ。

    しかし19年後というのはまたベタな感じになったなあと思ったんですが、ハリーの子どもがアルバス・セルブスという名前なのはちょっとじーんと来ました。

    長々書きましたが、わしにとってこの最終巻は「スネイプ先生よかったね」です。
    スネイプ先生なんとなく目が離せなくて、キモくて陰湿でかなり好きでした。
    心の底からネクラだけど、いい人で、ハリーの(リリーの?)味方でいてくれて本当によかったです。7巻で終わるのは残念だけど、ここまで読んだらお疲れ様、ですね。
    「アル・ポッター」とか出ませんように(笑)






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    ダ・ヴィンチ・コード〈下〉
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      評価:
      ダン・ブラウン,越前 敏弥
      角川書店
      ¥ 1,890
      (2004-05-31)
      ダン・ブラウンは本書『The Da Vinci Code』で、世界を舞台にした殺人ミステリーの醍醐味と、2000年に及ぶ西洋史から選り抜いた魅惑的な謎の数々とを組み合わせた、知的で明快なスリラーを見事に創造した。

      閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、明るみに出た不吉な筋書き。それは、キリストの時代以来、ある秘密結社により守られてきたベールをはがすものだった。殺人の被害者は、古くから連綿と続くその秘密結社の総長。彼は死の直前、不気味な暗号を犯行現場に残していた。その暗号を解くことができるのは、被害者の孫娘で著名な暗号解読者でもあるソフィー・ヌヴーと、高名な象徴学者のロバート・ラングドンのみ。ふたりは事件の容疑者となる一方で、ヌヴーの祖父の殺人事件のみならず、彼が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。警察当局と危険な競争者の追跡を間一髪ですり抜けながら、ヌヴーとラングドンは謎に導かれるまま、息つく間もなくフランスとイギリスを、そして歴史そのものを駆けめぐる。前作『Angels and Demons』(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。ブラウンの解釈の真偽に難癖をつける向きもあるかもしれないが、その推測のなかにこそ、本書のおもしろさがあるのだ。思わず引き込まれる『The Da Vinci Code』は、豊かな思考の糧となる1冊だ。(Jeremy Pugh, Amazon.com)


      あ〜!!夜更かしして読んでしまいました・・・。
      西洋史と古代宗教の知識がちりばめられていて、知識欲も満たされます。
      うんちく系推理小説。島田荘司とか京極夏彦系です。
      京極さんのはうんちくが推理小説の3倍あるんでしんどくて途中でやめてしまった・・・。
      ダンブラウン氏のはうんちく半分推理半分で丁度よかったです。
      ものすごく重い読書になるかとおもいきや、結局二日で読めた。案外軽かった。
      推理小説好きにはスイスイいきやすいです。
      ↓以下強烈にネタバレなんで隠す。

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      ダ・ヴィンチ・コード〈上〉
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        評価:
        ダン・ブラウン,越前 敏弥
        角川書店
        ¥ 1,890
        (2004-05-31)
        え、今更?な感じですが・・・・。電車でもちょっと表紙開くの恥ずかしいですが・・・。でもやっぱり気になるので図書館で借りちゃいました!!!

        メジャーなものは常に3年遅れくらいでハマる女。それがわし。
        上下巻のハードカバーなんで、難しくて読みにくそうだったら嫌だな、というのが避けていた理由。でも全然読みにくくなかった。上巻はあっという間に読んでしまいました。
        すごく面白いので下巻も速攻借りましたよ!

        暗号が解き明かされていく快感と、歴史の謎が明かされる快感。
        そしていつ捕まるかわからない逃亡者のスリル。
        この三つがあいまって、とってもドキドキしながらページをめくって読みました。
        キリスト教の謎。ダヴィンチの謎。
        歴史好きにはたまらない。歴史が嫌いでも面白い?

        わしは浄土真宗のくせに高校はカトリックの女子校だったから、かなりキリストの記述は(;´д`)ハァハァして読みました。
        学校に宗教の時間があって、結構イエズスキリストについて学びましたYO。
        キリスト教おもろいね。つうか、宗教をちょっとかじると超面白い。
        入信しようとは一度も思いませんでしたが・・・。所詮わしはミーハーな典型的日本人なわけです。

        しかしスイス銀行ってああなってんのね・・・。知らなかった。
        映画も観てみたい。DVD借りよかな。

        で、予想なんですが、
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        「家庭の医学」
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          家庭の医学
          家庭の医学
          posted with 簡単リンクくん at 2007. 3.13
          レベッカ・ブラウン著 / 柴田 元幸訳
          朝日新聞社 (2006.3)
          通常2-3日以内に発送します。

          いまもっとも身近な出来事でありながら本格的な小説がなかった「介護文学」が誕生。人気のアメリカ小説家、レベッカ・ブラウンが、癌に冒された母親の入院、手術、治療、そして看取るまでを描く。「生きているあいだ、母はいろんなことを心配した。……私たちは母に言った。何もかもちゃんとやっているから、もう休んでいいのだと」〓〓。痛々しくも崇高な作品。

          どこかのブログ様で紹介されていて興味をもった本。
          暗ーい話だけど、表紙がかわいかったし読みたい気持ちのほうが勝ちました。
          母親が癌になって、死を迎えるまでの話です。ノンフィクション。
          一番印象にのこっているのは初めて著者がお医者さんからお母さんの胃の中にあった腫瘍が癌だと知らされるシーンです。
          「この人は母さんが癌だとは言わなかった。腫瘍が、おそらく癌だといっただけだし、腫瘍は取り除けるのだ」
          自分の母親の癌告知を受け止めることがわしにはできるかなあ〜。やっぱり一瞬は都合のいい考えをしたくなると思います。でも結局真実は確実に母親の体を蝕んでいくわけで・・・。死ぬのも怖いけど、おいていかれるのも怖いですYO!!

          他に、終末を自宅で過ごすことができていいなあと思いました。日本て、死ぬのは大抵病院だよなあ。看護婦さんが最期看取ってくれたり。アメリカでは子供が3人代わりばんこに家に泊まって介護。そんなの日本じゃありえないよねきっと。介護休暇とかとれるんだろうか。しかもこのお母さんは自分の死と正面から向き合っています。向き合わざるを得ないほどの状況だったからかもしれないけど。遺言とか自分で残してるしすごいなあと思いますYO!日本より、アメリカのほうが死ぬことを身近に考えているのかな?
          びっくりしたのは火葬のシーン。日本では骨を拾いますよね?わしはおじいちゃんとおばあちゃんの喉仏とかを触りました。でもここでは次の日に灰を受け取ってるんです。それって本当にお母さんの灰がわかんないじゃん!とか思ってしまった。(汗
          しかも散骨。お墓の概念が強いわしには、散骨は憧れはするけど自分はやるかなあ・・・という感じでした。そこで自分は「お墓」というものに価値を見出していることを発見したりしてみる。願い事とかがあると「お墓」に参るわし。「お墓」はわしにとって神社やお寺よりもよっぽど頼りになる神様なのです。いつ死んだかもよくわからない一度も会ったことない赤の他人の菅原道真に頼むより、ずっとかわいがってくれて孫のためならなんでもしてくれたおじいちゃんに参るほうがよっぽどご利益があると思う図々しいわし。
          自分の死生観とか、お墓観とかも考えることが出来て有意義な読書ができました。

          病院はあれもやって、これもやってくれて、という描写はあまりなく、母親がどういう治療をうけて、自分たちがどのように介護したか。何を受け入れたか。その過程、失われていく希望、悲しみ。諦念みたいなものを淡々と描いています。
          ただ悲しいだけじゃなく、色々考えさせられる小説でした。
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          「デイジー・ミラー ねじの回転」
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            「テヘランでロリータを読む」の中で議論の嵐を呼んだ「グレートギャツビー」と「デイジーミラー」。そんなに議論が沸くほど面白いのけ・・・?ということで両方読んでみました。「グレートギャツビー」はここではなくてもっと↓の記事になります。
            アメリカ的なもの〉と〈ヨーロッパ的なもの〉の対立を扱い,一躍ヘンリー・ジェイムズ(1843-1916)の文名を高からしめた〈国際状況もの〉の代表作「デイジー・ミラー」.その解釈をめぐってまさに議論百出の感のある,謎に満ち満ちた幽霊譚「ねじの回転」.ジェイムズの最もポピュラーな中篇2篇を収録.
            新訳「グレートギャツビー」はわし的にはいまいち・・・。でもこの「デイジーミラー」はすごく面白かったです!!
            「グレートギャツビー」にもデイジーという女が登場して、物語をひっかきまわしていくんですが、この「デイジーミラー」は同じ奔放な女のくせに変に儚げで主人公の関心をひきます。主人公が好意をよせるのも仕方ないし、放っておけなくなるのもわしには納得できました。この本は安心して主人公にシンクロできる本です。100年くらい前に書かれた古典だけどかなり面白かったです。
            「グレートギャツビー」のデイジーに比べると、こっちのデイジーは無知ゆえに異性交際が奔放です。計算とかしてなさそう。そのせいで社交界から締め出しをくらうことになります。自業自得なんだけどね・・・。でも彼女の言うことは、今の時代の感覚では何ら不潔な印象はなくいんですよ。・・・恥じらいを重視した昔の時代には合わない子だったんだあ・・・と、なんだか同情してしまいます。「グレートギャツビー」のデイジーは、結婚した身で夫とギャツビーを両天秤にかける不倫女だったけど、デイジーは十代のおませな女の子が、好きな男の子に対して揺さぶりをかける程度の両天秤なので、わしは個人的にこれはアリなんじゃないかと・・・。デイジー・ミラーさんは無知で無邪気なかわいそうな女の子ですYO。こういう女の子をわしは嫌いになれないという罠。

            「ねじの回転」は、最初はそうでもなかったけど、最期がすごく怖かった・・・。語り手になる主人公の女家庭教師はやたらと教え子にハグとキスをしまくってちょっとひきましたが文化の違いということで・・・。少しロリコン気味かもしれません。(汗
            マイルズのあの最期はエクソシストみたい!!結局本当に幽霊はいたのかいなかったのかも謎だし、そんな手記がずっとのこっていることも気になります。
            家政婦視点で物語を読むともっと怖いかも。自分が見えないものを見える見えるといって訴えかけてくる家庭教師にどう対処せよと・・・?みたいなかわいそうな立場です。
            この家政婦には結局幽霊は一度もみえなかったんだろうか。それも謎です。
            読後に謎を呼ぶ作品・・・。でも結構面白かったです。100年前にこんな小説があるってスゴイよね。



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            「グレート・ギャツビー」
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              1922年、F・スコット・フィッツジェラルドは、「何か新しいもの、斬新で美しくて質素なもの、手のこんだ構成のもの」を書くと宣言した。それが、彼の代表作にして最高傑作である、『The Great Gatsby』(邦題『グレート・ギャッツビー』、または『華麗なるギャツビー』)だ。「ジャズ・エイジ」の光と影を描いた本書は、狂欄の1920年代の雰囲気をとらえた小説で、「アメリカの神話」の中で不動の地位を占めている。

              バブル期に太宰治が生きていたらこんなの。という感想。(死
              村上春樹がすっごく好きな作品だというから期待して読んだけど、ふーん・・・という感じ。(汗 
              バブル期に青年をやってらっしゃった世代には面白い本かもしれません。そのあおりを食らってロストジェネレーションの被害を直接蒙った世代のわしには感動の薄い作品になりました。
              夜な夜なパーティーを開く紳士ギャツビーの正体は一体・・・?というちょっとミステリー仕立ての小説。ギャツビーの素性が明かされるところだけちょっと面白かった。
              名作!と銘打っているけどわしはあんまり・・・。感動が薄かったです。
              始終傍観者のニックにもお前は何をやってるんだと問いたい。友達が悪すぎます。同類同士の泥沼物語。
              登場人物全員が軽薄で馬鹿の集まりっぽい。登場する女性達の誰一人にも同情できないし、男性人も自業自得。ただ一人、ウィルスンという男性だけかわいそうだったかな・・・。奥さんの不倫とおろかな男に振り回されて、心労のあまり病気になってしまいます。でも同情まではいかんなあ・・・。鈍感は罪だ、と思っちゃう。トムに最後まで利用されたし。ウィルスンは誰にも好かれない不幸な役回りだのう。
              ギャツビーも、あの日の恋心を忘れられず云々とあるけどよく考えたら手の込んだストーカーです!(死
              残された親がかわいそう。あとはやっぱり自業自得だな。

              タグ:グレート・ギャッツビー 



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              「テヘランでロリータを読む」
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                イスラーム革命後のイラン、大学を追われたひとりの女性知識人は、「ロリータ」「グレート・ギャツビー」などの禁じられた小説を読む、女性だけの読書会を開く。監視社会の恐怖のなか、精神の自由を求めた衝撃の回想録。

                すごく面白かったです。ただ、ちょっと分からないことが多すぎてうまく言いたいことがまとまりませんでした。メモ書きみたいな感じにしておきます。

                分からないことが多すぎるというのは、悲しいことにこの本に出てくる外国文学をことごとく読んでいないので、著者が語る小説のシーンをおぼろげにしか想像することができず、思う存分共感できなかったことです。

                イランという国についてもよくわかってません。イスラームのことも。複雑すぎるし、ちょっとネットで調べてみたけど、外側の歴史はわかっても、どうしてこんなにこじれた国家になったのかはよくわからない。

                わたしも著者のような先生の講義をうけてみたかったなあと思います。自分の中にもっとたくさんの自己が持てたと思う。いろんな人のいろんな面を観察できたと思います。
                わしが好きな著者の台詞はこれ。↓
                「人を判断するときはその人格のあらゆる面を考慮にいれなければならない。文学を読むことで、人は始めて他人の身になり、時に矛盾する他者のさまざまな側面を理解することができ、人に対してむやみに無慈悲にならずにすむ。文学という領域の外では、個人の一面だけが示される。だが、彼らの別の面も知れば簡単には殺せなくなる・・・」
                「想像力とはすなわち共感の能力のことです。他者の経験のすべてを体験することは不可能ですが、フィクションの中でなら、極悪非道な人間の心さえ理解できるのです。いい小説とは人間の複雑さを明らかにし、すべての作中人物が発言できる自由をつくりだすものです、この点で小説は民主的であるといえます―――民主主義を主張するからではなく、本質的に民主的なものです。」

                文学を論じるうちに、国家に対する不満、信仰の問題、女性問題と、政治的な問題とが切り離せなくなってきて、イランという国の深い問題が浮き彫りになってきます。
                イスラームは若者に想像力の欠如を促しているだけじゃないのか?
                でも実際はそんな短絡的なものではなかったり・・・。何が原因で本が自由に読めない国になってしまったんでしょう。いつから続いているんでしょう。
                読書が思い通りに出来ない国にわしは住みたくない。日本でよかった。

                本だけじゃなく、女性が頭髪をさらすのもだめだし、リンゴをまるかじりしただけでなじられたり、学校の階段をかけ上っただけで訴えられたり。
                そして現体制への忠誠と奉仕を強制する。
                そんな国で想像力が育つはずもない。国を発展させる人材より、国のために死ねるコマを育てるだけの国家?そんなのは嫌だなあ。
                優秀な知識人はみんな外にでていっちゃうぞ。欧米に立ち向かうための知恵がテロ攻撃しかないのはツライ。

                イランは女性にとって生きにくい国だなあと思いました。
                男はその気になればいつでも女と離婚でき、8歳の女の子とも結婚して性交渉をもつことができる。(今はそうじゃないようですが
                まあ、日本でも13歳の女の子と結婚した人もいるわけで、ロリコンはある意味文化なのかもしれません。
                かといって男にとってもいい国なのかどうか・・・。
                理性の足りない生き物として女性から軽蔑されてるんだしな。女性とは目も合わせられないし。さわったら罰せられるし。なんかかわいそうだ。
                男性がこの本を読んだらまた私とは違った意見をもつかもしれません。

                課題の小説を語るうちに自分の結婚観や愛について赤裸々に語りだす女性たち。そこには常に体制への不満と男に対する性の不満があります。

                勉強会に集まる女性でアージーンとナスリーンが印象的でした。
                アージーンはちょっとヤだな・・・。ナスリーンは共感するところがちょっとありました。国は違えど考えることは同じだなあ。

                ま、とりあえずフィッツジェラルドとオースティンくらいは読んどかなきゃな。


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                「ハリーポッターと謎のプリンス」上下
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                  ハリー・ポッターと謎のプリンス
                  J.K.ローリング 作
                  静山社 (2006.5)
                  通常24時間以内に発送します。

                  図書館の貸し出しもようやく落ち着いたようで、気兼ねせずに借りられるようになってきました(汗。前作は一年くらい前に読んだので、内容をすっかり忘れています・・・。予言てなんだったっけ(笑 大好きなあの人が死んでしまって、一時期読むのやめようかとおも思いましたYO。
                  上巻を読んだので忘れないうちに感想をアップ。あとで下巻と合わせます。
                  あの人のお屋敷を譲り受けたポッター。
                  でもあの家じゃあなあ・・・。
                  しょっぱなから暗いムードで始まりますが、読み始めるといつものようにスイスイ。
                  今回はダンブルドアの様子がちょっとおかしい・・・?ドラコもなんだか不穏な動き。
                  ハリーが偶然手にすることになった授業テキストの書き込みの主「半純血のプリンス」も気になります。誰なんだろう・・・。例のあの人っぽいですよね。
                  色々謎と伏線がはりめぐらされていて、下巻でどうなるのかすごくワクワクします。
                  謎解きが楽しいハリーポッターシリーズ。下手な推理小説よりよっぽど面白い。
                  あとは・・・ロンとハーマイオニーが泥沼です。(汗
                  六年生ってそんなお年頃なのか?さすが外国・・・。すすんでます。お母さんは許しません。
                  ロンがかなりヤな奴で、と思っていたらハーマイオニーもなかなかのもの。
                  この二人はうまくいってほしいなあ〜。
                  ハリーはちょっと恋愛方面ではつらいことが・・・。結構移り気なのもお年頃故か。それよりもクィディッチのキャプテンとしてなかなかうまくやっているようで、なんか自然とリーダーっぽくなってます。
                  色々な困難と苦難が彼らを見舞いますが、ここまで読んできて、すごく成長した彼らの姿にしみじみと感動を覚える今日この頃。
                  下巻も早速読みまする。
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                  「ゲド戦記」
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                    ゲド戦記―宮崎吾朗監督作品

                    仕事帰りに観てきました。
                    観客なんと十人ちょい。指定席の意味あらへんがな。怒り
                    中身は語ると長くなるから短く。

                    面白くなかったです。
                    つーか、よくわかりませんでした。(汗
                    ウサギはいらんかったな・・・というのと、千八百円払って素人の歌か・・・というのが感想です。
                    最後のゲド一家団欒シーンもいらんかったな・・・
                    ご近所さんもいらんかったな・・・なんか、いらんかったもんが多い映画でした。
                    (笑)
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                    アルルの女
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                      ビゼーの曲で知ったつもりでいたんですが、まさかこんなに短篇とは(笑)。
                      こんな短篇であんな壮大な音楽をつくったビゼーを尊敬します。
                      しかもこんなに悲しい話だとは。
                      私はてっきりアルル(詳しい地理は不明 笑)に住む牧場の女の子がほんわかした家庭でほんわか過ごす話だと思ってたんですけど・・・(思いこみハゲしすぎる
                      エルネストアンセルメ指揮をBGMにこの作品を味わうとより一層です。

                      純粋な青年の心の葛藤が痛い。
                      狂おしいほどの感情って、おさまりがきかないとき、本当に飛び出したくなります。
                      彼はまさにそうだったんだね。まさに不可解。
                      心のなかにある、人に言えない、自分でもどう形容していいかわからない感情。
                      これを読んで、その感情を少し思い出したり。
                      でも情熱の薄れたわしにはいい思い出でしかありませんが。

                      曰く不可解それでも身を投げるなんてこと実行に移さなくて本当によかったよ。
                      シャバの空気を吸いまくって俺はいきてやるぞ! 
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