2022.04.03 Sunday
あのダサ全身青タイツ&赤マントが、昭和以上にかっこよく見えてしまう。イケメンと筋肉はやはり大正義。
展開が早く、最初は息子にねだられてアマゾンプライムで見始めたのだけど、星の命運がなんちゃらとかいう前半で息子はすでに飽きてしまった。詰めすぎかなぁという感じもなくないけど、スーパーマンを既知のわたしからすると丁度いい進み具合で、育てのお父さんが犬を助けに行くシーンは泣いた。親の思いを大切にするクラーク・ケントは良い子すぎるし生みの親の願い通り育ってくれて感謝しかない。
悪役たちにも戦う理由があって、ちゃんとヒールが成立している。
中でも一番かっこいいのは米軍の将軍。宇宙人にも怯まずナイフでタイマン張ろうとするしメンタルが鋼すぎ。最後の突撃シーンはあっさりすぎる気もするけどクールに任務をまっとうする米軍をアピールしたいのかな?
最初はモブキャラ以外の何物でもなかった博士がラストでめちゃくちゃいい仕事するのも、そのままブラックホールに飲み込まれるのも、軍人なら覚悟の上なんやな。こういう映画は軍人がやたらかっこいいよね。博士もとぼけた風でしっかり覚悟が決まってる。絶対命乞いするキャラだと思ってたけど。
スーパーマンより脇役たちが光る映画だったかも。
もちろんスーパーマンはかっこいいし、戦闘シーンなんかは大迫力で、ビルは破壊されるし倒れてくるしで、スクリーンで見れば鳥肌モノだろうし、次シリーズがあるならぜひとも映画館で見たいやつ。
そしてラストはそういうふうに帰結するのかぁと終り方もきれいでした。