2009.06.28 Sunday
「スカイクロラ」
主人公自体がそもそも謎の人物で、どうして戦争をしているのかもわからない。
かなり謎が多い状態で始まり、最後もあまりすべて完結していません。
何も持たないカラッポの青年が受動的に戦争に参加している小説です。
結構面白かったな。続編もあるようですが、わしはこの一冊で完結しておきます。
謎が明らかになったり裏話が読めたりするのもいいけど、この小説は不可解な部分は不可解なまま終わっておいても良いカンジ。
映画みそびれて残念です。
笑わない数学者―MATHEMATICAL GOODBYE | |
森 博嗣 講談社 1999-07 売り上げランキング : 11539 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより)そろそろ飽きてきたかな・・・森氏の作品は密室シリーズなのか。
偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され…。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。
同僚の喜多助教授の誘いで、N大学工学部の低温度実験室を尋ねた犀川助教授と、西之園萌絵の師弟の前でまたも、不可思議な殺人事件が起こった。衆人環視の実験室の中で、男女2名の院生が死体となって発見されたのだ。完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? しかも、殺された2人も密室の中には入る事ができなかったはずなのに? 研究者たちの純粋論理が導きでした真実は何を意味するのか。
密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。