「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」
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    児童書?
    無邪気なかのこちゃんや、犬の玄三郎と猫のマドレーヌのホノボノとした関係に和まされました。かのこちゃんの夏休みの研究課題はとてもユニークで、私も是非見てみたいなんて思ったりもしましたが、猫又のお話などの不可思議な話が急に挿入されたりと、謎を残したままのラストは後味が悪く気にかかりました。
    そして、この作品がどうして直木賞候補になったのか謎です。彼の作品なら、もっと骨太で面白い作品があるのになぜこれ・・・と思って直木賞を扱ったサイトに行ってみると、毎回何かしらの作品が候補に上がってるんですね。
    それに、直木賞と彼の作品の性質は違うように思えるのですが。
    特に今回の作品は、これまで読んだ作品の中で、最も諧謔から離れていて、同時に面白さからも程遠い作品に感じました。
    その私の意見を見事に代弁してくださっている方がいらっしゃるので引用しておきます。
    「少年少女向けの文学ではあるまいか。これが候補となったこと自体、この多才な作家にとってよいことであったかどうか、お気の毒のような気がしてならない。」第141回直木賞候補 阿刀田高評
    他の作品も十分な完成度とはいかず、もう少し候補作品の選び方をきちんとしたほうがいいのでは?と思うような選評会だったようですね。いい作品が無いときは、開催しなくてもいいのではないでしょうか?

    JUGEMテーマ:読書
     (ま行)万城目学 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
    「偉大なる、しゅららぼん」
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      京都・奈良・大阪と続き、今回は滋賀ですか。
      近畿人として、万城目さんを全力で応援したい。しかもいつも名作をありがとう!

      今回も万城目ファンタジーが炸裂して、とても面白かったです。
      琵琶湖の龍の力を受け継いだ一族が、謎の敵に立ち向かっていくお話・・・と書くと聞こえはいいですが、実際はなんというか(笑)

      一ページにつき最低一回笑いがついてくるのがいいですね。
      この人の小説はどうしてこんなに笑けるのか。
      関西人のツボをおさえまくりです。

      清子さんは確かにグレートだった。一族の存亡をかけた決戦を決心したのは彼女だった。
      やはり今は女の時代だ。
      彼女にかかると淡十郎も普通の人みたいだった。

      そしてラストもあそこで終わるか!というようなイイ切り具合で、また万城目さんにしてやられたなあという感じです。

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      「プリンセス・トヨトミ」
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        万城目 学
        文藝春秋
        ¥ 1,650
        (2009-02-26)

        この人の本て、何を読んでも斬新で面白い。
        笑いのツボが自分と合っています。

        まさか大阪がそんな都市だったとは知りませんでした!
        わしのしらないあいだにおとんや弟はそんな重大な役割を担っていたとは(笑!!
        大阪出身者は是非読んでください。

        登場人物もユニークでいいですね。
        直木賞候補に選ばれましたが、受賞して欲しいです。

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        「ザ・万歩計」
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          万城目さんのエッセイ集です。
          「鴨川ホルモー」の独特の語り口調が面白かったので、エッセイだとエンジン全開なんじゃないかと思い読み始めました。
          内容は万城目さん独特の視点から日常をみたもので、小さい笑いが連発です。
          特に「御器囓り戦記」は秀逸でした・・・。
          わしもかなり戦いましたが彼のような壮絶なGとの戦いは聞いたことがない。
          東京って恐ろしいところ!!と思ってしまいました。
          ウチの二条城付近もすごかったけどまだ上には上がいたんだなあ・・・
          彼のゴキ戦記の一例「Gの悲劇」は文字でも壮絶にキモいです。
          真の大人になるということは、ゴキブリを責任もって倒せることだと万城目さんは言います。
          まさにその通りや!と思ってしまうわし。
          わしは倒したけど、掃除機で吸い取った後のゴミパックを仕事の上司に捨てて貰いました。二回。中で死んでいるのも確認してもらいました。
          そういう意味(?)でいうとわしはまだ大人になりきっていないのかもしれません。

          あと「ねねの話」は淡々とした万城目さんの語り口が余計に涙をそそる。
          妹の結婚式とともに死んでいった猫の「ねね」の話。
          切なすぎる。

          他にも色々笑える話がありますが、この人わしとほとんど年がかわらないだけあって漫画とかテレビの内容が分かりすぎるほどに分かる。
          頑張れ同年代作家。
          評価:
          万城目 学
          産業編集センター
          ¥ 1,260
          (2008-03)

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          「鴨川ホルモー」
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            鴨川ホルモー
            鴨川ホルモー
            posted with 簡単リンクくん at 2007. 7. 6
            万城目 学著
            産業編集センター (2006.4)
            通常24時間以内に発送します。

            謎のサークル京大青竜会に入った安倍を待ち構えていた「ホルモー」とは? 恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。前代未聞の娯楽大作、ここにあり!

            面白かったです」!京大生が主人公なところとか、全体的な雰囲気が森見氏と少し似ている・・・?と思ったりもしましたが、ホルモーなる謎(これは読み終わっても腑に落ちない儀式?だった)の戦いに挑む彼らに笑わせてもらいました。
            陰陽五行説とかもでてきて唐突な設定と展開ですが、ちゃんとついていけたし吉田神社の例の儀式も笑えました。大学生らしい恋の鞘当てなんかも楽しめる(笑)。主人公の阿部君はあれで少し大人になれたかな?
            キャラはぼんちゃんがよかったなあ。(笑)
            無愛想キャラ。表紙の彼女は笑顔でしたが。頑張ってホルモー語?をマスターしてほしいです。
            個人的にはもっとホルモー戦がよみたかったです。噂の呂布と孔明さんのタッグ戦とか。
            しかし最後まで謎の小人さんたちでしたが、実はかなり怖い人・・・?最後の戦いのシーンはひやりとしましたよ。
            話の後半も歴代の「阿倍」の謎があったりして気になるお話でした。でも次回作はいいかなぁ。すこし余韻をひく感じで終わるのがよいと思われます。(^_^)
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