2008.02.16 Saturday
神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド)
アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか。しばらく読書を中断していたので話の筋を思い出すのに時間が・・・(汗
神の力を宿してしまったアスラはクーデターの道具にされてしまいます。
シハナはどこまでも恐ろしい女でしたね。国を動かすという目的の為に幼いアスラとチキサを利用し、アスラ達の母親のトリーシアを殺し、実の父親も利用し、王弟も駒としか見ていなかった。すごい女だ・・・。つうか、この作品は女が強いですね。(笑)
国の政治をチェスの駒のようにしかみていないシハナは怖い女スよ。(;^_^A
一方バルサはすごく穏やかな女性になったなあと思います。
最初の作品を読んだ時は男顔負けの槍さばきでばったばったと悪をなぎ倒していく主人公なのかと思いきや・・・。
すごく女性的というか年齢的にも母親っぽい?
男らしいんだけど同時にすごくお母さんみたいでした。
アスラはいつ目を醒ますのかな。サラユの花とあったかい風の中で目覚めてくれればいいと思います。チキサも幸せになってほしいなん。(*´ー`)