「日本の古典を読む1 古事記」
0

    日本人として、自国のいできはじめくらいは心得ておかねばねと思ったけど、原文で読むのは簡便なんで、こういう本を手にとってみました。

    直訳?を意識したためなのか、現代語訳がかなりぎこちない感じですが、まあまあ読みやすく、石川九楊さんなど有名人の解説なども面白かったです。

    古事記って、なんかエロイね。出産、という形でまず大八洲が、そして国が出来ていく。日本はセックスと国造りは切り離せないものなんだな・・・。

    いくらかわいくて惚れたからって、矢に変身してその女の子の大便シーンを襲わないでください。夜ばいというか、レイプというか・・・しかも、女の子の方も交わっちゃったし結婚だね☆みたいな。悩まないんですか。そうですか。神様たち、ちょっと性にあっけらかんすぎますよ。

    そんな所ばかり気にして読んでましt ぐはっ・・・。

    個人的にヤマトタケルくらいの話までが面白かったかな。
    あとは神功皇后がイカつかった。このおかん強すぎる。wikiってみたら、明治時代では切手や紙幣にふくよかで聡明そうな女性に描かれてます。誰か見たんかい。

    推古天皇までの歴史書です。とりあえず、稗田と安万侶 乙。



    古典 * comments(3) * trackbacks(0) * - - * moji茶
    ビギナーズクラシックス 源氏物語
    0
      現代語訳と原文に簡単な解説がついていてなかなか簡単に読める本。
      もとが54帖もあるから、大抵上中下3巻ものが多い中で、この本は1冊だから好き。
      軽めの内容で、授業の予習用にオススメかな。
      ただ、ホントに有名な場面しか載ってないから所々欲しい部分が抜けていて歯がゆい思いをします。
      (´∀`)

      源氏物語を手っ取り早く知ろうと思う場合、これはちょっとオススメじゃないかも。
      最初はやっぱ「あさきゆめみし」だろ・・・。



      古典 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
      「まろ、ん?」
      0

        小泉 吉宏
        幻冬舎
        ¥ 1,365
        (2002-01)
        Amazonおすすめ度:
         源氏物語の大筋を知っているとより面白いマンガ。
        主人公は栗です。マロン。

        軽い本かとおもいきや、結構深い気がする。
        時々パラパラめくっては読みたい本。
        源氏物語千年紀なんでいろんな本が出版されてるけど、高校生でも読んで面白いのはコレじゃないかな?

        古典 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
        土佐日記(全)
        0
          いまさら「土佐日記」。なぜ「土佐日記」?てな感じですが読みました。(´∀`)

          ちゃんと読んだことなかったしな〜。授業で習った覚えはあるけど先生が何を言っていたかは全然覚えてません。あの当時のわしにとっておっさんが書いた女装日記はその程度のものだったんでしょう・・・。

          今読み返してみるとようやく紀貫之の気持ちがわかってみたり。
          彼の人となりを少しだけ理解してみたり。

          真面目で誠実だけどオヤジギャグが好きで和歌を心から愛している

          そんな枯れたオッサンだ。わしの中の紀貫之は。
          いま枯れたオッサンブームらしいですね。わしも枯れたおっさん好きですよ。粋も甘いもかみしめてきたそんな年輪を感じさせるおっさん。
          紀貫之もそんなおっさんだと信じたい。

          訳に期待して読んだけど、普通の現代語訳でした。(´∀`;)
          もっとフランク(?)な崩れたものを想像していたけどお手本的な訳で、「ビギナーズクラシック」と銘打っているだけある・・・。わしはそこを読み落として借りてしまいました。授業で予習するときには使いやすいかもしれません。品詞分解はのってないけど助動詞に気を遣って訳してくれているような気はします。
          古典 * comments(2) * trackbacks(0) * - - * moji茶
          「漢詩に遊ぶ 読んで楽しい七五訳」
          0
            漢詩に遊ぶ
            漢詩に遊ぶ
            posted with 簡単リンクくん at 2006.12.17
            松下 緑著 / 柳川 創造編
            集英社 (2006.7)
            通常2-3日以内に発送します。

            漢詩に親しむ人はいても、漢詩を日本詩風に訳して親しむ人はまだ少ないですね。
            井伏鱒二以来あんまりいないような気がします。
            この本は、井伏さんの「厄除け詩集」をお手本にして新たな七五調訳を試みた本です。
            たくさん言葉を知らないと訳詩ってできないんだなあと思いますYO。古典から現代まですみずみと知り尽くしてないとこんな風には訳せない。
            訳者、翻訳家を心から尊敬するYO・・・(汗

            あの有名な「サヨナラダケガジンセイダ」の詩も収録。
            実家に「厄除け詩集」をおいてきたので直接比較できないのが残念。比較すればもっと面白い視点で読めると思います。
            今は毎晩寝る前にぱらぱらとめくって読んでます。
            井伏が「サヨナラダケガジンセイダ」と訳したことでも有名な于武陵の「勧酒」。サヨナラダケってこんなに断定的に訳しちゃっていいの・・?というのが松下さんの意見。
            確かに送別会で「さよならだけが人生なんだよ」とか詠われたら暗くなるよな・・・。まったく前途が無い感じ(死。
            それで松下さんは違う風に訳してます。
            でもやっぱり井伏訳のほうがインパクトもあるし口ずさみたくなるのはなぜだろう。
            言葉の意味を重視して、あくまでも元の詩に忠実であろうとすればするほど無難な感じにしあがっちゃう。いっそ井伏氏のようにほとんど改造しちゃったほうが意外と心にのこるのかもしれません。
            幸い日本は桜の国。咲いた花なら散るのは覚悟。再生と消滅を繰り返すこの国の人間にとってはハナニアラシノタトエモアルゾ サヨナラダケガジンセイダ という言葉で別離の意味は十分足りるのかも。
            なんとなくですが、井伏氏のこの訳も断定的ではありますがなんとなくあったかい?
            みんなでしんみりお酒を酌み交わす感じで詠みたいです。
            古典 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
            古典の細道
            0
              白洲 正子,勝又 浩
              講談社
              ¥ 987
              (1994-11-02)
              Amazonおすすめ度:

              最初に一言。高けえよ。講談社文芸文庫。

              最近本の値段が上がりに上がっているので、活字依存症のわしが生きていくにはちとつらい世の中になってまいりました。

              小野小町や花山院など、古典にまつわる人物をとりあげたお話。
              とっつきにくい難しい文体ではなく、論文などの引用もない。
              彼女が心のおもむくままに書き綴ったエッセイで、著者の文学観、人物観で書かれてある。
              その主観も、取り上げた人物一人一人に情がこもっていて、著者の思い入れが窺える。ああ、この人は本当に古典が好きなんだなあと思う本。

              この本、受験生には難しいかもしれないけど読んでおくととてもいいかも。一般常識として身につけておくといいかもよ。特に国文科を受験予定の人。きっともっと古典が好きになるはず。
               
              古典 * comments(2) * trackbacks(0) * - - * moji茶
              「平家物語 シリーズ 古典を読む」
              0
                古典を読む 平家物語
                古典を読む 平家物語木下 順二

                岩波書店 2003-10-17
                売り上げランキング : 258088

                Amazonで詳しく見る
                by G-Tools


                < 数十巻ぶんをなんと一冊で網羅 >

                国文出身のくせに『平家物語』を一度も読んだことがなかったので(←エセ国文)、ちょっと読んでみようかな〜とおもって平家関係の本を図書館であさってたら出てきました。
                もう原文を読む気力ないし・・・橋本治のもアフォか!っていうくらい巻数あるし・・・できれば一冊でおいしいとこ網羅してくれてそうなものを・・という中学生の考え方よりも甘い考えでしたが、偶然にも一巻ものでわかりやすいものを入手。


                木下順二が独自の意見もまじえて講談してくれています。
                これで最初から最後まで一応網羅できる。
                ただのお話紹介だけじゃなくて、学術的にもきちんと戦いにおいての疑問点などが考証されてる。
                なかなかお勉強できる本でした。
                うちの大学の先生、この本にかかれてることまんましゃべってるたことも判明。要するに講義でなくてもこれ一冊で十分だったってことですな。授業料かえせー。

                興味深かった点
                ■ 後白河法皇がしたたかです。
                ■ 義経は職業軍人であって、政治家向きではなかったらしい。
                ■ 壇ノ浦の戦の木下順二の考証が面白かった。
                ■ めっさ知盛かっこいい。好みです(死)。
                古典 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶
                花はらはら人ちりぢり
                0

                  田辺聖子を読もう第二弾!!
                  というわけで今回は古典エッセイ。

                  原本の古典を読まなくても、この本の解説で読んだ気になれます。
                  読んでいてつくづく感じるのは、この人の古典に対する愛情。
                  当時の人々の精神にも思いを馳せて、日本の美意識や恋愛に想いを巡らせていくところはいつも凄いと思う。想像力に脱帽です。永遠にこの人は夢見る乙女なのですよ。

                  『源氏物語』や『更級日記』などの超有名古典から、『伽婢子(おとぎぼうこ)』など、文学史に詳しい人や国文科でなければあまり知られていないモノまでいろいろとりあげています。
                  全部で23編。
                  『伽婢子』と言ったらわからないかもしれないけど、『牡丹灯篭』といえば知ってる人がグンと増える。彼女とその恋人は鳥部山に葬られています。
                  あそこには京女がありましたね。

                  ほかには歌舞伎の演目とか蕗谷虹児(ふきやこうじ)、西条八十(さいじょうやそ)などの詩人もあつかってます。

                  作品から作者の性格や想いをくみとってゆき、自分なりの感想をつけくわえているわけなのですが、全作品がヒューマニズムに溢れていて、読んでいてとても共感できます。

                  実は田辺聖子の本は、母の友人のおばちゃんが、いつも田辺聖子は面白いと薦めてくれていまして、それがきっかけで読むようになりました。
                  その人はもうこの世にはいないんですが、いつも病床の傍らに田辺聖子の著作が置いてあったのです。死の床について、自分の死をみつめながら慰みに読書するとはどんなものだったのかな、と今ではしんみりとするものがあります。
                  田辺女史の本を読んで、母の友人のおばさんが、どうしてこの作家さんを好きだったかもわかったような気がします。

                  Check
                  古典 * comments(0) * trackbacks(0) * - - * moji茶